こころのととのえかた。

きょうも１本、編集してやったわい。わははー、でももうすでに2本増える土曜日泣。

出稼ぎが終わりましてね、もう数日たつんですけど、なかなかこころが整わない。
なんかしら手がとまって、なにをするっていうわけじゃないけど、ぼーーとしてる。
で、食べたら落ちるみたいに眠くなる。午後の1時とか2時とかがあぶない。
ぶえ？って目が覚めたら夕方になってたりして、あれえー？と思う。

疲れが残ってるんじゃないの、っていう感じでもないのよねー。
だるいっていうんじゃなくて、まるごと空白。
気がついたらぼえー、みたいなね。ROUKA？

だいすきなあの子のエコ番組もドキュメンタリーもまだ見れてない。
なんだろ？まだ興奮してんのかな？

そろそろ終わるというので、きょうは3回目のがんつを観に行ってきました（8:15って！）
それぞれに違う友だちと観に行ったので2回、観ることになったんだけど、
それぞれに割引サービスを利用したもんだから前売券が手元に残っちゃって。
んじゃらばそろそろ消化しとこうかねと、そんなノリで。

でもねー、不思議だった。

1回目は、前にも書いたけど『メッセージなら１にあった』と思ったの。
2回目は、『“完全なる答え”としながらも確信的に残す、不完全さの“違和感”』。
でもねー、3回目はもっとシンプルなもの。とてもとても簡単な言葉。

よくがんばったねー、くろのくん。そしてなかの人。

ずっとずっと、体を痛めるだけの繰り返しで、戦いが終われば生きて帰ってこれる。
でもまた呼ばれて、戦わなくちゃいけなくて、そしてまた生きたり死んだりの淵に立つ。
そんな繰り返しに、よく耐えられたなと思って。
物語としての真意や目的はあるのだと思う。
でもただ単純に、そんな繰り返しに体は壊れなかっただろうかと。
心は壊れなかっただろうかと。

観てるうちに物語のくろのくんとなかの人が重なって、よくがんばったなーって。
そしてそれは繰り返しを生きなきゃいけない私たちにも重なって、
繰り返すこと＝生きることの“無常さ”をすごく思った。

だから、2回ともぜんぜん泣かなかったし、泣く人がいるっていうことに驚いたというか（けっ！安いやつらめ）ってぐらいしか（ごめんなさい、ひねくれものなんです）思ってなかったけど、もうなんだかたまらなくなって熱いものがボタボタ落ちて。
かなしいんじゃなくて、やるせない痛みに心が削げた。

物語に時間が重なったからかもしれない。
実質的に3回も見たっていう、時間。
時間の厚みが物語の向こう側を見せてくれたのかもしれない。

なんか、初めて感じる“不思議な気持ち”で映画館を出ました。
映画館で観る映画って、いいよねー。