そういや。

今日、取材でした。
1：30か2:00か、まだ決まってなかったや（場所も近いしね、その日の状況で、って言ってたし）。
まだまだ書くものが山積みなんだけど、取材が終わると、もう終わった気になるよね。
いや、そこからが始まりなんだけど。おれ地獄の。

取材をするのは好きです。
人と話すのが好き。

で、いつもそういうときにどういう受け応えかたをするかで、いつも自分が試されてる。
わー、まだこんなとこにいるんだなって、わたし。
44の、女性としての気のくばりかたがナイとか、そういうの。
まぁ、44のスタンダードがわかんないけどね。

ただ、あそこでこういうふうに言えたら、できたら、素敵だったんだろうなぁとか、
いつも帰りの車のなかで思う。
そういうのはたいがい、取材先で素敵な対応を受けたときに気づかされる。
その人が生きてきて、自分のなかで培ってきたもの。
人となりって、何気ないところでにじみ出るよね。

そういうのが、てんでないもんね。

ただ、自信があるのは子ども“には”嫌われないこと笑。
なんだろう、ヤツらが基本的に好きなんだよね。
「どういう人なんだろう」ってコッチを伺ってるときは、しらんぷりしててあげる。
で、ふいをついてヤツにちょっかい出すと、すげえ笑うのな。
バカのひとつおぼえのあんぱんまんを描いてやる。
ねことかいぬとか、その子の似顔絵（似てない）とかも描いてやる。
そうすると、いつのまにか寝転んで、肩とか自然に寄せてくるの。
（お、わたし、あぶないひとみたいだな笑）
そういう距離感を縮めていくのが好き。
ばいばーいって手を振るときには、すっかり忘れられてるけどね。
小さいころ、ほんとうに貧乏な長屋社宅で、上も下もきょうだいもなく、野戦時の子どもみたいに育ったのが強かったんだろうな。
『せんせい、あのね』っていう本、なのかな？知らない？覚えてない？
子どもの詩集みたいなやつなんだけど、あれの影響も大きいのかも。
ヤツらがなにを思って、なにが楽しいのか、聞いてみたくなる。
あいつらって目線が低いから、わたしたちが忘れてきたことを気づかせてくれたり、思い出させてくれたりするのな。
あいつらの目に映っている驚きや景色を、ちょっとだけ分けてもらえるのが楽しいんだよね、

っていう現実逃避。

書いてきまーす。