ウチの事情。

父が、ガンコで聞く耳を持たない老人になりつつあります。
まさに、見聞きしていたとおりの高齢化。
悪いことに、こっそり隠れてお酒を飲む習慣がついていて
しかも自分で判断して薬をより分ける、化け学の頭でっかち。
いまは、「甘酒」が「飲む点滴」になると思っていて
食事もせずに市販の甘い甘酒缶を1日に2本も飲んでいるのだそう。
ようするに母が用意する食事は面倒で、都合よく解釈している。
でもおなかはすくから、ゆで卵を４つ（！）も食べたり、
ビールで空腹を満たしたり、もう母がお手上げ状態。

ふだんから言動のおかしい父だから（世間の人と普通の会話ができない人）
認知症とまではいかないのかもしれないけど、それももう、時間の問題。

来月から足腰のリハビリにデイサービスに通う予定なのだけど
それで少しは外の人と話して、なんとか踏みとどまれないものかと…。

私たちも行く道だから、しっかり学んで、刻んでおかねばと思うのだけど
やっぱり「父」が父でなくなっていくことは、じわじわ怖い。

どうしたらいいかな？
っていうより、
そういう「父」と向き合っていくということなんだろうな。

幸い？姉も介護の仕事に就いているし、
兄も、仕事の合間にちょくちょく顔を出してるみたい。

これから、いや、すでに今から
これまでとは違う「家族のかたち」になっていくんだろうな。

父のあとは母。そして家人。もしかしたら私かも？

終末の後始末を考えるには、
49歳は「早くないな」と思っている次第です。