今週の、というのか先週の、というのか。
4月6日(日)に、久土神社で行われていたお神楽を撮影しに行ってきました。
そこで神楽殿の落成式を祝って舞っていたのが、今回13人目の出演者になります、雲取神社中員の半澤さんです。
もうこう書けば、ピンとこられる方もいらっしゃいますと思いますが、そこは平に、ひらにということで♪
訪ねた久土神社は、まさに里のなかの神社。菜の花畑が広がる先にあって、桜なんかも咲いていて。
小さいんですけど、雰囲気がいんですよ。近づくほどに、神楽の太鼓に笛の音。
高いのぼり旗が鳥居の前にはためいていて、にぎやかな子どもの声と酔っ払いの掛け声が聞こえる(笑)。
その舞台の中心に、祝詞を上げる半澤さんの渾身の舞があるわけです。
なんだか、いいなー。
私には故里という“ふるさと”がなくて(言うと時代を感じますが、ウチの両親は満州生まれなのです)、小さい頃の思い出は、親縁も地域色もない社宅に育って、それはそれで私の故里なんでしょうけど、こういう受け継がれた風景を見ると、やっぱり羨ましいという言葉意外には思いつかなくて。
お神楽は、近くで見ると迫力がありますね。
こういうところでプロとかアマチュアとかの言葉を使うのは見当違いなんでしょうけど、本物の、どっかりと根を下ろした揺るぎない“神楽”というのは圧倒されます。
有名人でもない、タレントでもない、ただ舞台で一心不乱に舞う人たちに、こころをあわせて会場が盛り上がる。おばあちゃんやおじいちゃんの特等席があって、炊き出しのおばちゃんたちは世話を焼くのに忙しくて、子どもたちは綿菓子を風車に走り回って。
こんな瞬間が、10年後も20年後もありますようにと願わずにはいられない一日でした。
また見に行きたいです。また見に行きますね。
そしてこれからも“故里”を感じさせてくれるそのお神楽を、どうか続けてくださいね。
楽しい一日でした

あの日、盛り上がった神社の雰囲気に「いつもより多めに回っておりますぅ~」で答えようとした彼は運転がままならない程に手首を痛めたとか

ちなみに兄は張り切って舞台から飛び下りて足首を痛める事なんて日常茶飯事

しかしその時その場所ではそれほど痛みを感じないんだとか。
その場所で神楽の舞手は神に少しだけ近いのかもしれません。
神楽にはそんな危険も魅力もあるのです。
って、あたしはいつも見てるだけなんで本当のとこはわかんないんだけどね


>って、あたしはいつも見てるだけなんで本当のとこはわかんないんだけどね
彼が言ってましたよ。「神楽を強制されたことは一度もなかったけど、小さい頃、きょうだいで寝る前に神楽のマネして遊んでました」って。
その風景が浮かんで、あありんりん。は“いいところ”に育ったんだろうなと思ったわけであります。
今回は本当にありがとう。もうりんりん。一族の遠い親戚のようです。こんど養子になりますとお父様にお伝えください。ふふふふふ

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