2022年が始まりました。令和4年ですって!!!
いや、いまあらしさんが戦後70年に深く関わってるから思うことであって
それじゃなかったら、こんなに目が向かなかったかも。
というか(この接続詞は不適切なのかもしれないけど)、
ウチの実家においては、戦争の話はタブー視されているといっても過言ではないくらい
戦争の話は、とても「苦手」なモノなのです。
私が文章を書く仕事にあって、母は常々、「私が文章を書けたら、すごい(ドラマのある)本が書けるのに」と言っておりました。というか、言ってます笑。
でもね、小さい頃から、その話を聞いてきた。
まさに、いま別府の歴史についても学んでますが(別府のまちづくり、においての一環)
言葉を畏れずに言えば、“戦後の当事者”と“記録”には、大きな隔たりがある。
うちの父は、「戦争なんか(それを過ごした場所になんか)いっこもいい思い出がない」
と言い切ります。
忘れてしまいたいんです。でも忘れられないから、いつまでも苦しい。
それは“苦しい”“つらい”だけの思い出で、どこにも得るものはないんです。
そういうことが、戦争なんだと思います。
だからこそ、『語り継がれなかった』思いがあるのだとおもいます。
語れる人が、軽い(とても失礼な言い方ですが)のではないのも、重々承知です。
ただ、それには時間がかかる。
その時間が、個人個人に差があるということなのだと思います。
それこそこのあいだ、「別府のまちづくり」という議題で話があがり、
その参考にと母の姉(私からすればおばさん)に戦前、戦中、戦後の話を聞きました。
(現在、80才になります。でも、ぜんぜん80には見えない!)
おばさんは、「戦後の記憶がすっぽり抜けてるんだわー」と言いました。
いろんな思いがあって、夢があって、目指すところがあったのに、できなかった。
戦“後”に、ねじまげられた。
それを責められる人が、追求できる人が、どこにいるだろうか?
母は、自分でも言うように(それが母の“いいところ”と自負しているところがある^^;)
楽天家で、能動的で、楽しい思い出が(苦いも甘いも含め)たくさんあったようですが
それを母の望むような文章にするには、あまりにも近すぎる。
試しに家人に話してみたら、たった一言で終わりました。
しかも、びっくりするぐらい、すごく空っぽ。
「戦争なんか、ひとっつも、いいことがない」。
いつか、まとめるときがくるのだろうか。
とも思うけれど、おばさんの、父の、開けてしまいたくない地面までを掘り返すのではないかと、そして、そこまで私が背負うことができるのかと、暗澹たる思いが胸を塞ぐのです。
なんにも思わず、自分の老後を心配する時代のほうが幸せなんて、
それこそ、記憶を消したおばさんが、父が
祖母が、祖父が、望んでいる“戦後の将来”のような気がするのです。
なんて、平和ボケのたわごとかなー
なんて。
なんて。
それじゃなかったら、こんなに目が向かなかったかも。
というか(この接続詞は不適切なのかもしれないけど)、
ウチの実家においては、戦争の話はタブー視されているといっても過言ではないくらい
戦争の話は、とても「苦手」なモノなのです。
私が文章を書く仕事にあって、母は常々、「私が文章を書けたら、すごい(ドラマのある)本が書けるのに」と言っておりました。というか、言ってます笑。
でもね、小さい頃から、その話を聞いてきた。
まさに、いま別府の歴史についても学んでますが(別府のまちづくり、においての一環)
言葉を畏れずに言えば、“戦後の当事者”と“記録”には、大きな隔たりがある。
うちの父は、「戦争なんか(それを過ごした場所になんか)いっこもいい思い出がない」
と言い切ります。
忘れてしまいたいんです。でも忘れられないから、いつまでも苦しい。
それは“苦しい”“つらい”だけの思い出で、どこにも得るものはないんです。
そういうことが、戦争なんだと思います。
だからこそ、『語り継がれなかった』思いがあるのだとおもいます。
語れる人が、軽い(とても失礼な言い方ですが)のではないのも、重々承知です。
ただ、それには時間がかかる。
その時間が、個人個人に差があるということなのだと思います。
それこそこのあいだ、「別府のまちづくり」という議題で話があがり、
その参考にと母の姉(私からすればおばさん)に戦前、戦中、戦後の話を聞きました。
(現在、80才になります。でも、ぜんぜん80には見えない!)
おばさんは、「戦後の記憶がすっぽり抜けてるんだわー」と言いました。
いろんな思いがあって、夢があって、目指すところがあったのに、できなかった。
戦“後”に、ねじまげられた。
それを責められる人が、追求できる人が、どこにいるだろうか?
母は、自分でも言うように(それが母の“いいところ”と自負しているところがある^^;)
楽天家で、能動的で、楽しい思い出が(苦いも甘いも含め)たくさんあったようですが
それを母の望むような文章にするには、あまりにも近すぎる。
試しに家人に話してみたら、たった一言で終わりました。
しかも、びっくりするぐらい、すごく空っぽ。
「戦争なんか、ひとっつも、いいことがない」。
いつか、まとめるときがくるのだろうか。
とも思うけれど、おばさんの、父の、開けてしまいたくない地面までを掘り返すのではないかと、そして、そこまで私が背負うことができるのかと、暗澹たる思いが胸を塞ぐのです。
なんにも思わず、自分の老後を心配する時代のほうが幸せなんて、
それこそ、記憶を消したおばさんが、父が
祖母が、祖父が、望んでいる“戦後の将来”のような気がするのです。
なんて、平和ボケのたわごとかなー
なんて。
なんて。
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今日は都市計画について学んできました。
いまのガッコウで授業を受けて、ありがたいな貴重だなと思うのは、
名だたる大学の講師の方々がひとつの講座で集中的に教えてくださること。
いろんな方面を研究されてる方々の、その1点を披露してくださる。
確実に私より学力があって、ひらべったく言えば、この上なく頭がいい。
たぶん、同じ学校の席に座っていたら、天と地の、まったく次元の違う方々ですよ。
その方々が、惜しげもなくその成果を披露してくださる。
つまり、私たち生徒は、甘んじてその知識を享受できるのです。
教育って、素晴らしい。
それに気づくには年をとりすぎていますが、年をとっているからこそ
その“美味しいとこ取り”ができる。
自分のなかでこれは必要だ、必要ない、が選択できるなんて、なんて贅沢。
だからといって、それがなんに結びつくのか。
そのゴールは、まだ見えていません。
でも、「へえええ」とか、死んだ脳みその細胞が
びちびちと動き出す感覚は、楽しい。
そのために、身銭を払って通っています。
この「楽しい!面白い!」感動だけは、どこかに刻んでおきたいと思う
今日の2本目ですた。
ビール、美味いなー。
いまのガッコウで授業を受けて、ありがたいな貴重だなと思うのは、
名だたる大学の講師の方々がひとつの講座で集中的に教えてくださること。
いろんな方面を研究されてる方々の、その1点を披露してくださる。
確実に私より学力があって、ひらべったく言えば、この上なく頭がいい。
たぶん、同じ学校の席に座っていたら、天と地の、まったく次元の違う方々ですよ。
その方々が、惜しげもなくその成果を披露してくださる。
つまり、私たち生徒は、甘んじてその知識を享受できるのです。
教育って、素晴らしい。
それに気づくには年をとりすぎていますが、年をとっているからこそ
その“美味しいとこ取り”ができる。
自分のなかでこれは必要だ、必要ない、が選択できるなんて、なんて贅沢。
だからといって、それがなんに結びつくのか。
そのゴールは、まだ見えていません。
でも、「へえええ」とか、死んだ脳みその細胞が
びちびちと動き出す感覚は、楽しい。
そのために、身銭を払って通っています。
この「楽しい!面白い!」感動だけは、どこかに刻んでおきたいと思う
今日の2本目ですた。
ビール、美味いなー。
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morrow
性別:
女性
趣味:
いまはまだ、名前のつけられない感情に漂っています。
自己紹介:
2008年度大分県認定温泉マイスターです。そして2016年 温泉入浴指導員の資格を取得しました。同年、別府溝部学園短期大学 温泉コンシェルジュコースも修了。若い頃があった証なのですわー。
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