ごめん、りんりん。が読んだらすぐに消すから

いまさー、5人ちゃんを楽しく見てて。
きょうも彼は天使ちゃんだなー、とか、おおうドラマの髪の毛の色だとか
いつものようにみんな笑って、みんな仲良く話をまわして
このひとたちってほんとうに進行上手だなー、なんて思ってたら。

19才になるゲストの女優さんが、いま仕事に不安を持っていて
「これから先、どうなっていくのかな？19才のとき皆さんはどんな19才でしたか？」
の質問を投げかけたときに
ふつうに、天使ちゃんが、「あ、オレ、肺気胸で入院したときだ」って話になって。
1ヶ月ぐらい入院が必要だっていうことになって（でも実際、彼は5日で復活した！）
そのときにすごく悩んだって。
「これから先、どうなっていくのかな？どうしていったらいいんだろう？」って。
女優さんと同じような悩みを抱えてたって。

でも彼の悩みは入院することで1ヶ月間、仕事に穴を開けるわけで
退院したあと、なにもなかったように復帰するなんて、そんなことでいいのかなと。
彼らのやっている仕事は本当に特殊で、
きっと動く人も、お金も、想像できないぐらい現実とはかけ離れてて
そこにデビューから2、3年の、まだ、『普通の感覚』を残した彼が感じた責任は
たぶん『普通の感覚』では持ちきれないぐらい重たかったんだろうなと。

で、そのことを話しながら26才の彼が声を詰まらせたわけですよ。
19才のときのことだよ。もう7年も経ってるのに。

「ひゃあ、なんて純粋なんだろう、可愛い！」とかじゃなく
ほんとうにこの人はその責任の重さをちゃんと受け止めてて
仕事に対しての“覚悟”をしてたんだなって。

自分を省みたときに、ちゃんと私は仕事をしてるかな？と思ったわけですよ。
ちゃんと“覚悟”してるかな？と。
彼らよりも長く、長くキャリアを持っているのにね。

いつも華やかななかにいて、華やかじゃなくちゃいけない存在で
テレビに映るのはバカをして楽しそうなことだったり（天使ちゃんでいえばね）
どこかで「いいな～、この人は。現実がなくて」と思ってたんだけど
（その現実のなさが私たちにとっての“夢”だったり“妄想の種”だったりするんだけど）

この人たちが輝いてるのは、しっかり裏づけがあってのことだったんだなぁって。
顔がいいとかスタイルがいいとか手足が長いとか腰が細いとか笑顔が素敵とか声が甘いとかふあふあパーマが好きとかきゅって踊る角度がひとりせくしーだよねとかあんがい肩幅があって男らしいんだよねとか
そんなことじゃなく。

彼の思いは十分、みんな知ってるから、なんだか茶化して終わったんだけど
汗を拭くみたいにぎゅっとタオルで顔をこすりあげてたのがチラッと映って
いまだにそのことを受け止め続けてる彼を見て
「ああもう、これだけがんばってるんだから、いつか誰かにとられちゃってもいいかな」と思いましたぜったい嫌だけど。
でもそういうもんだからさー、アイドルを追いかける“夢”って。

さて、覚悟しよう。