どんだけ春眠。とおりこして冬眠。

思わず韻を踏んでしまいました。ここんとこサボりぎみのmorrowです。お元気ですか？

最近、ばたばたしておりまして、ここ何日かで落ち着きはじめました。
きのうなんか、はなまるマーケットのゲストトークをちらっと目の端で見て、咳がまだあるってことにしてちょっと横になっていましたらあなた、目が覚めたのが４時前１０分でした。ええ、夕方の。この勢いだと春眠をとおりこして冬眠の日も近いです。手にはちみつ塗っとかなきゃ。

きのうの夜、ケーブルテレビでミスチルのミュージックビデオ特集をやっておりまして。けっこう好きなんです、ミスチル。なにやってたかな？雫、HERO、くるみ、and Ilove you、サイン、彩り、ポカリスエットのCMに使われてた曲…。ミスチルのビデオ（昔はプロモーションビデオとかいいましたか）は作りがよくて、とくに「くるみ」は何度見ても泣けます。ぜんぶ視線があったかいんですよね。曲も、たしかに男女の歌といえばそうだけど、男女を通りこして家族的な視線になってるのが聴きやすいのかな。これだけメジャーになってて、カラオケなんかでもバンバン歌われてて、歌番組にだって出るし、桜井さんは相変わらずキャーキャー言われてるし。でもなんでですかね、１０万人なら１０万人の、みんながみんな一緒じゃない、それぞれに特別な思いがあるように思うんです。イメージですけどね、小田和正とも、ユーミンとも、さだまさしとも違う。正当だけど、定番だけど、耳ざわりもいいけど、なにかが違う。聴いたあとに、なにかが残って、そのなにかがわからないままに、すとんと落ちた言葉や音を、それでもいとおしく、静かに眺めてたりする。
ミスチルの歌って、“個人”なんだと思う。だからこそ、掴まれて離せない思いがあるんだと思うのは、私が感傷的すぎるからなんでしょうかね？

「彩り」って新曲なんですかね？歌詞をよく聴くと、重いというか、あざといというか、ひねくれ小僧はなかなか正面から素直に受け取れないんですけど、ビデオはね、負けました。
もうさんざん手垢がついていて、されつくしたような表現でも、まだ表現されてないことがあったんだなと、心のワイパーが動く思いでした。
車も人間も、そろそろ洗車にいかなきゃな。