来月は…

ウチの父の70歳の誕生日。調べたら70歳のお祝いは「古希（こき）」というそうです。
皆さんがよく知っている還暦（60歳）のお祝いは、干支がひと回りして、自分の生まれたときに戻ること。「生まれたときに還る」という意味を込めて赤い服を着ることがメジャーになっていますね。
で、古希はどうするかというと、その赤い服が紫に変わるそうです。いまでこそ70歳なんてまだまだ若いほうですが、昔は70歳まで生きるということは希だったので「長寿のお祝い」とされていたそうです。

で、ウチの父の「古希のお祝い」ですよ。
確かに還暦のお祝いのときは、きょうだい３人で腕時計を贈ったけれど（そして後生大事にしまわれて使われていないという…）さてどうしたもんか。
ウチの母は、「わぁ、みんなで食事に行きましょうよ！500円貯金がいっぱい貯まってるの！1泊してもいいわねぇ」って、もうやる気マンマン。
500円貯金はいいとしても、さてさて部活だ塾だと忙しい（そしてもう口もきいてくれない）中学生の家族と自営業の家族は行けるかどうか…。
姉に電話したところ「もう、毎日ヘトヘトなのよ、悪いけど。じいちゃんを喜ばせてやりたいけど、ウチの子、もうじいちゃんにはつきわんと思うわぁ」。

悲しいかな、みんな余裕がないのですよ。そしてみんなそれぞれに忙しいのです。

さてさて、どうするかな。
べつだん、しなくてもいいんだけどお父さんとお母さん、気づいちゃったからねぇ。
きょうだいでいちばん平和な、そしていつまでも永遠のお父さんとお母さんの子どもである私がどっかに連れて行くかな？

このあいだ地元のテレビでやってた国東のなんとかっていうとこはどうだろう？
なんて、ビール片手にネットをめくっている金曜の夜です。

蒸し暑いね～