長いことを、書くよ。

ええとね、いま夜会を（翔さんの部だけ）観て、思うことを書くよ。
そうです、今年１月27日以来のことです。

あの発表があったときは、家人から「なんか嵐が緊急会見するってよ」っていう「またまたー、そういうのに踊らされてー」とか言いながらつけたテレビの前でした。
活動休止。
いまでも、なにも頭が追いついていないし、とりあえず休止前のコンサートやらイベントやらのチケットは確保できたけど、それでも納得？できていない状態。
できればこのまま、まだ受け入れられずに当事者でいたいのです。

とても頭のいい人たちだから、公にするすべての情報は当人たち発信でありたい。
だから、なにひとつこぼさず、きっとそうなんであろう情報を直に届けてくれる。
当人たちが発信しているのです。
自分たちが発信する情報がすべてであり、なんのメディアにも加飾されない。

でもさ、きっとそうじゃないでしょ？
公にできること、できないことの線引きは、きっと当人たちだけが握っている。

そうやって“うがった見方”をするのは、当人たちの意に反していることなんだろうなということは、認めます。
でもさ、こちとら50年生きてるわけですよ。
容易に傷つきたくはないし、この夢からも覚めたくはない。

ならば、私たちは、私は、どう受け止めるべきか。

考えてみ。
2020年12月31日以降の、世界を。
震えるほど怖いよ。だって、世界のすべてはあの人たちにあるんだもん。
信じられないでしょ？こんなことを信じてる人がいるなんて。
でもさ、この10年、見てきた世界はそれすらも覆す、ほんとうに夢みたいな10年だった。

だからこそ。
翔さんの、これがプライベートですよというバカ笑いにも騙されてあげない。
ぜんぶ見せてますよという振る舞いにも、騙されてあげない。
芸能界という協会で、固く結ばれた不文律の壁をも、信じてあげない。

でも、私たちは笑いながら号泣するのだ。
それしか今、私たちが、わたしが応えてあげられる術はないのだと。

ばかみたいでしょ？
あんたの人生はそんなアイドルひとつに吹き飛ぶ人生なのかと。
それすらも、賛辞ですよ。

上等じゃねえか、と。
笑ってやろうじゃねえかと。

2021年１月１日。
それでも生きていく私がなにを思っているのか。

とりあえず6月21日、20時40分発、京セラドームに向かうバスのなかで
まだ当事者でいられる猶予を楽しんできます。

ほんとうに、人生はビックリする。