きょうはレディースディということで、相方と久しぶりに映画デートをしてきました。
観てきたのは、映画『かいじゅうたちのいるところ』です。
原作は子ども向けの絵本で、映画を観たあとに本屋さんで立ち読みしたのですが
これだけの短いストーリーをここまでふくらませて、しかも大切なところを丁寧に描いている。
いつも思うのだけど、
映画においてアメリカは、思いもしない想像力と、正しすぎるほどの愛があるのに
なぜそれを他者の国へには向けてくれないんだろう?と不思議になるのです。
たとえば…戦争についてだとかね。
とにかく、『かいじゅうたちのいるところ』について。
主人公は、ボサボサな赤毛が可愛い8歳になる男の子(もうちょっと幼くみえたけど)。
いってしまえば、たわいもない話なのです。
こころのなかであばれるもの。
それは“乱暴”なんていうなまやさしいものではなくて
まわりのひとを、じぶんを、どうしようもなく傷つけていく“暴力”。
だれもが知っているけれど、だれもが手をはなしてしまうもの。
私がずっと思っていたのは、
背中に乗せて一緒に泳いだ幼いころの甥っ子のことや
はじめて会うのにいっしょうけんめい話しかけてくれる小さなお子さんたちのこと
机の引き出しに部屋を作って手袋の人形を住まわせていた遠いとおいの女の子のこと、でした。
昼間の上映は日本語吹き替え版しかなくて、しょうがないかなと思って入ったんだけど
観ていくうちにそれはどっちでもいいことになって
へぇ、彼女の声は永作博美さんだったんだって、エンドロールで嬉しく驚くことになりました。
あともうひとり、嬉しい俳優さんだったんだけど、それは観てのお楽しみってことで。
知らなくて観るほうが楽しめると思います。
映画が気になった人は、絵本はあとで読むといいですよ(読んでなければね)。
かいじゅうたちのいるところ
http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/#/Home
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